PHP Database Object

PDO のラッパがほぼ完成しました。

元々、PHPLIBを使用していたので自製のDBMを作成していたのですが、PEARに乗り換える時に、自製DBMをPEAR::DBをラップするように改装した結果、DBMのインタフェースを変更せずにすみました。その後、PEAR::DBからPEAR::MDB2に変更した際も、自製DBMの改装だけですみました。自製DBMで既存DBMをラップするのは、屋上屋を重ねることになるので速度的には損なのですが、取り扱いの簡便さは抜群です。

今回、自製DBMのPDO対応化を行いました。

そもそもの動機は、sqlite3を使用したいからです。

sqliteはちゃちな感じがするのですが、使用してみるとたいへん便利です。特にホストを変更する場合など、新規ホストにファイルをコピーするだけで済むのはたいへんありがたい。ですから、開発の最終段階までsqliteで行くのが、最近の流れとなっています。

とはいえ、やはりsqlite2では不便が出てきました。そこでsqliteの簡便さを捨てがたく、sqlite3への移行を目指したのです。