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大化けするかそれとも

Parrot は長年、多くの人が待ち焦がれていました。それは、多言語をサポートする仮想実行環境(VM)だからです。例えば、Perl で書かれたベースクラスから、Python で派生クラスを作り、Tcl でそれを使用することが可能です。しかも、この VM は、JavaC++ のような静的に型付けされた言語に対する VM ではなく(JVM .NET)、型付けされない動的言語に対する VM です。成功すれば、動的言語の速度が Java 並になるのです。

ところが、Parrot の開発がなかなか進展せず、最近では夢物語ではという評価が定着しつつありました。それでも、最近は半年で0.1増のペースでバージョンが進み、3月17日についに、1.0.0が発表されました。

もちろん、この後に各言語に対するコンパイラが必要ですから、まだ夢物語から脱却したわけではありません。特に、最初の対応言語となる Perl6 の正式版が待たれます。