Parrot の課題が明らかに

前々日に示した PIR のプログラムでは、全ての変数を仮想レジスタで扱っています。PIR は通常の変数も使用できますが、あえて仮想レジスタで全てを扱ったのは演算速度が速くなるのを期待していたのです。

ところが、実際には Java/JRE に比べて全く遅い。

これは、Parrot-1.0.0 ではまだ、仮想レジスタが実CPUのレジスタに対応付けられていないからだと想像できます。Parrot-VM の特徴である仮想レジスタ。Parrot2までに、この特徴を生かす道が開かれるのか。課題が絞られてきたように思います。