[Debian] fglrx-driver パッケージが weezy-backports,jessie から消えた

理由が不明なのだが、fglrx-driverをソースとするパッケージ群が wheezy-backports から消えた。1ヶ月以上前のことだ。ちょうど、linux-image-3.10-0.bpo.2-amd64 が導入された時だ。

ところが、linux-image-3.10-0.bpo.2-amd64 は、ATI/AMD RadeonHD display driver をコンパイルするために fglrx-driver を必要とするから、これはradeonユーザに取っての矛盾だ。wheezy には古いバージョン(1:12-3)があるが、これではモジュールがコンパイルエラーを起こすのだ。

そのときは、jessie の fglrx-driver パッケージ群をインストールして凌いだのだが、今度 linux-image-3.10-0.bpo.3-amd64 が導入された時に、jessie からも消えてしまった。

一体、何が起こったのだろう。ともかく再び、sid からインストールして凌ぐことにした。

$ sudo aptitude install fglrx-driver/unstable libfglrx/unstable fglrx-atieventsd/unstable
 libgl1-fglrx-glx/unstable fglrx-modules-dkms/unstable libfglrx-amdxvba1/unstable

fglrx-driver とは

fglrx-driver は、AMDが提供しているプロプライエタリradeon GPU用グラフィックドライバーで、コアの部分はバイナリで提供されている。radeon用のフリーなドライバもあるのだが、現時点では性能的に及ばない(と私は思っている)。このブログにも以前書いたが、radeonlinuxカーネルの関係は微妙だ。特に新しいGPUを備えたシステムに、linuxをインストールすることについては、たいへん悩ましいことが起こる。