かくして相見積へ

前日に続き、あるサービス業のシステムコンサルについて。

先行する見積は、業務特化システム、会計管理、顧客管理、顧客認証、それに通信の5つのパートから構成されている(業界が特定できるとまずいので、汎用的な名称を使用しています)。ここに大きな問題がある。それぞれのパートが業界で名の知れたベンダのパッケージを基礎としている。しかし、明らかにシステムは連携しなければ意味が無い。

統合SEはいるのか?保守の窓口は一本化されているのか?

元請け担当者に聞くと、いずれも否のようだ。しかもそのことについての問題意識がない。困った。

元請けはこの業界に近い分野で実績があるが、この業界そのものには詳しくなさそうだ。この種のシステムは初めてではないか。担当者は有能な人のようで、社内的な地位も高いので、話が早いのは助かる。しかし少し違和感がある。知識と経験もあるのだが若干、あやふやな情報を押し通そうという所がある。つまり、しったかぶり。

他のベンダにも話を聞くしかないか。