車輪の再発明

最近では、各言語の開発が進み、オープンソースのクラスライブラリが整備されています。その中でも、PerlCPANPHPPEAR は、必要なライブラリを1コマンドでインストールできる点で、たいへん優れたプロジェクトです。ところが、CPANPEAR にはよく似たライブラリがあることに気づきます。ある意味では当然のことですが、それぞれに開発の労力が費やされているのは惜しいように思います。逆に例えば、CPAN にしかないライブラリを PHP 用に欲しいという場合、自分で開発するのはたいへんです。

これも広い意味の「車輪の再発明」でしょう。

もし、PerlPHP において、Parrot をターゲットにするコンパイラが開発されたら。CPANPEAR は共通化されるかも知れません。また、RubyPython にも同様な大規模プロジェクトを短時間に立ち上げることが可能です。開発者は言語から独立したプラットフォーム上で様々な手段を駆使できるようになります。

ひょっとしたら、2009年3月17日は歴史的な日となるかも知れません。