UPSバッテリーの交換
UPSのバッテリーがパンクした
APCのラックマウント型UPS SU1400RMJ のバッテリーがパンクしたので、急遽予備の同型UPSからバッテリーだけ入れ替えようとしたのだが、これが放電してしまっていて、うんともすんとも言わない。急遽、電源を直結に切り替えて、充電を行った。
ところが、充電したつもりだったのだが、翌日にTESTボタンを押しても、UPSが全く反応しない。電圧を測ると11V程度。思いついて、パンクしたバッテリーに替えて一時的に接続すると、UPSが反応した。このバッテリーは16V出ていた。どうも、放電し過ぎたバッテリーではUPSがONにならず、充電開始さえしないようだ。これは覚えておかなければ。
後から考えたら、このUPSはホットスワップ対応なので、何も手を加えずに(UPS電源も需要デバイス類も抜かずに)バッテリーだけ交換したらよかったのだ。それなら、UPSはONのままで、充電を開始したのだった。
APC はえらい
それにしてもAPCのUPSは良くできている。この型番はとっくの昔にサポートが切れていて、おまけにうちのは富士通へのOEM製品なのだが、いまだにインテリジェンシーは維持している。Smart UPS と言うだけのことはある。
バッテリー交換
オリジナルのバッテリーは、Panasonic UP-PW1245Pを4本積んだパッケージになっている。APCの交換用バッテリーは、パッケージごと交換できるし、交換したのを引き取ってくれるので便利なのだが、少し高い。そこで、バッテリーだけ交換することにした。LONG WP8-12 を秋月電子から買う。
しかし、交換は一筋縄ではいかない。バッテリーは2×2で横に寝かされた形で金属製のパッケージ内に納められている。外してから分かったことだが、パッケージに強力な両面テープで貼り付けられている。すきまがほとんど無いので、バッテリーをパッケージから剥がすのが至難の技である。最初は何で固定されているかも分からなかったので、余計たいへんだった。
GS Yuasa の方が良かったかも
LONG WP8-12 は中国製のようだが、3割ほど高いが GS Yuasa の PXL12071 という選択肢もあった。こっちの方が寿命が長そうだ。LONG は結局、2年ほどもったのかな(実は前の交換時もこれを使った)。