マイナンバーカードを返納するばか

昨日、マイナンバーカードの恩恵を受けた。

不動産関係の手続きで実印を押した書類を京都まで持って行く必要があった。途中で奈良に寄る必要もあり、区役所で印鑑証明を取る時間も惜しかった。でも、奈良の用務先での空き時間に、隣にあったコンビニで印鑑証明を取ることができ、全く時間のロスがなかったというわけだ。

マイナンバーカードを使えばコンビニで公的証明書を取れることは知っていたのだが、実際に経験してしまうと便利さを実感できる。

もちろん、印鑑証明が必要な書類というのが、そもそもの非効率の元凶なのだが、それを言っちゃあおしまいというもの。国のディジタル政策は素っ頓狂なことが多いが、それでも少しづつは進んできた。

マイナンバーカードが一番ありがたいのは、電子証明書が無料でついていること。これは住基カードの時代からなのだが、電子証明書を年に数万円も払って取得してきた経験のある人たちからすれば、「なんで返納するの?」。

自ら進んで「情報弱者」になることはなかろう。