BABYMETALとPedophilia

BABYMETALが昨年、急に人気が出たのは、様々な意味で異文化*1の鑑賞に耐えるクオリティーに達したからと言えるだろう。

ビジネスとしては(私の想像に過ぎないが)、CD売上やコンサートの集客数などの実績を背景に、プロデューサーが会社の信頼を得て、予算面で大きな権限を持てるようになったこと。これによって生バンドのバックアップが可能になったことは、決定的な要因のひとつになった。

女の子たちのみかけが成長したのも大きい。外国の記事に時々BABYMETALの数年前の写真が載っているが、ちょっと幼なすぎて危ない感じがする。

そのことに触れたMetal Injectionの記事がある。表題は

Can We Stop With The BABYMETAL Pedophilia Jokes?

「Pedophilia Jokes」というのはどうも、「このおっさんがBABYMETALを好きなのは、音楽が好きなのではなく、彼が小児性愛者だからに違いない」というようなジョークらしい。記事自体は、そんなしょうもないことはやめて、まともに音楽を聴いてみたらどう、というものなのだが。

日本語のロリコンはまだ軽い言い方だが、Pedophiliaはどうみても病気の範疇に入る感じがする。

だから、みかけの成長は結構大事なことで、これまではBABYMETALのCDを金庫の中に隠していたのが、机の引き出しに入れるようになったぐらいの変化だ。

どうも「アイドル」好きの方々には彼女らの成長が不満な人もいるようで、「SU-METALが劣化した」などとけしからんことを言っていた奴がいた。こいつらこそ本当にPedophiliaではないのか。

*1:ここで異文化というのは、「アイドル」という文化的背景を持たない人たち。外国人や日本人でも特に、ロリコンではないおっさん達を指す